ようこそ hirot'sBlog へ

2004/11/25
本BLOGの公開を
開始しました。
映画は、今世紀に入って
ほとんど劇場では
見ていません。
主にDVD、CS、BS放送
による観賞です。
表題後ろにあるのが評価で、
前は客観点(出来の良さ)、
後は主観点(好き嫌い度)。
A-Eにするつもりですが
客観・主観とも
Cが及第点として、
Aが最高評価
Eが最低評価
とお読みください。
よろしくお願いします。

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プロフィール

hiro


2022年01月22日

いとみち

2021年 日本
横浜聡子監督&脚本 越谷オサム原作 柳島克己撮影 渡邊琢磨音楽 駒井蓮 豊川悦司 黒川芽以 横田真悠 中島歩 古坂大魔王 ジョナゴールド 宇野祥平 西川洋子

弘前市の高校に通う16歳の相馬いと。三味線を弾く時に爪にできる溝「糸道(いとみち)」を名前の由来に持つ彼女は、祖母と亡き母から引き継いだ津軽三味線が特技だが、強い津軽弁と人見知りのせいで本当の自分を誰にも見せられずにいた。そんなある日、思い切って津軽メイド珈琲店でアルバイトを始めたことで、彼女の日常は大きく変わり始める。

・三味線や方言が題材となっているのだけど、しかし伝統を描くお堅い内容ではなく、方言を直すためにメイド喫茶で働き始めるというブッ飛んだ展開。しかし言語(田舎)学者の豊川悦司とか、ヒロインの祖母で三味線の名手だが、彼女と合わないと一緒に三味線を引かないとか、或いはメイド喫茶の面々もそれぞれ個性的でなかなか楽しい。特に中島歩演ずる店長のキャラは良い。メイド喫茶というキワモノを舞台にして、それをしっかり描きながらも健全さがあるのが心地よい。
・メイド喫茶のオーナー(古坂大魔王演!)が警察に捕まってしまって、そんなところで働くことでヒロインと豊川が喧嘩し、二人ともが家出しようとするシーンの面白さ(祖母が二人ともを追い出す)。
・最後のクライマックスでの三味線の見せ場も見事。
・でも、今の時代、方言で苦しむ少女に、「TV見てればいくらでも標準語喋れるようになるでしょ」という同僚の言葉は確かに!!
・それと、三味線を弾くのに足をガニ股に構えるというのは、なるほどちょっと恥ずかしいかもしれない。その覚悟を持たなくては。(序盤に彼女がコンテストで優勝した写真が飾られているのだが、恥ずかしくて隠してしまう)




hirot15 at 17:39│Comments(0) 邦画 | ドラマ

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