ようこそ hirot'sBlog へ

2004/11/25
本BLOGの公開を
開始しました。
映画は、今世紀に入って
ほとんど劇場では
見ていません。
主にDVD、CS、BS放送
による観賞です。
表題後ろにあるのが評価で、
前は客観点(出来の良さ)、
後は主観点(好き嫌い度)。
A-Eにするつもりですが
客観・主観とも
Cが及第点として、
Aが最高評価
Eが最低評価
とお読みください。
よろしくお願いします。

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hiro


2021年02月03日

男たちの挽歌

1986年 香港 英雄本色
ジョン・ウー監督 ツイ・ハーク製作&出演 ウォン・ウィンハン撮影 ジョセフ・クー音楽 チョウ・ユンファ ティ・ロン レスリー・チャン エミリー・チュウ レイ・チーホン ケン・ツァン

・偽札製造を行う組織の元幹部の兄ホンと、香港警察の刑事となった弟キャット。そして兄の親友であり兄弟分であるマーク。物語は偽札製造組織の陰謀を軸としながら、彼ら3人の兄弟愛と友情を、ド肝抜くガン・アクションに託して見せる。

・久々の再見だが、ほとんど序盤から泣けてしまった。ティ・ロンとレスリー・チャンが戯れ合うシーンで、思わず「男たちの挽歌2」を思い出してしまう。エミリー・チュウも懐かしい。(あらら、残念ながらwikiにエミリー・チュウの項目が無い。けれど、検索でヒットした香港映画群を見れば、彼女がいかに貢献していたかが分かる)
・当時から僕達はチョウ・ユンファを中心に見てしまうが、この作品は元々、ツイ・ハークが香港映画界で干されて台湾にいたジョン・ウー(監督)とティ・ロン(かつてのカンフー・スター)を香港映画界に復帰させる為に企画された作品で、実際の主演はティ・ロンであることが分かる。でも、いつ見ても渋いね。
・チョウ・ユンファの出世作であることは間違いないが、僕は映画祭で「奇縁」を見たのが最初だと思う。香港映画で「童夢」(大友克洋)をやってしまっていて度肝を抜かれたのが香港映画への目覚めだった気がする。
・実は悪役のレイ・チーホン(ウェイス・リーとも言われた)ものちに結構好きになった役者だけど、「スウォーズマン/女神伝説の章」あたりまでしか記憶に無いな。何と言っても「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」が圧巻だったけど。
・今はあまり刺さらなかったけど、初見の時はユンファが「俺が神だ」という台詞に痺れたな。そのわりに鞄を開けるのを躊躇するびびりぶりが今は逆に微笑ましい。
・ユンファがボートをターンさせるシーンは、「スター・ウォーズ」におけるハン・ソロの参戦に匹敵する名シーンと思っている。
・ただし今回初めて、クライマックスでびっこの筈のユンファが普通に走っていることに気がついてしまった。その前の台車を使って足の悪さをカヴァーする名シーンによって惑わされていたか。
・最後に再びレスリー・チャンは、改めてこの作品で坊やからスターに成長したように思える。



hirot15 at 22:51│Comments(0) 映画 | アクション・サスペンス

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