2021年01月26日
若草物語(1994)
1994年 アメリカ(コロンビア) Little Women
ジリアン・アームストロング監督 ロビン・スウィコード脚本 ルイザ・メイ・オルコット原作 ジェフリー・シンプソン撮影 トーマス・ニューマン音楽 ウィノナ・ライダー スーザン・サランドン ガブリエル・バーン トリーニ・アルバラード サマンサ・マシス キルステン・ダンスト クレア・デーンズ クリスチャン・ベール エリック・ストルツ ジョン・ネビル メアリー・ウィックス Florence Paterson コリー・クラーク
ジリアン・アームストロング監督 ロビン・スウィコード脚本 ルイザ・メイ・オルコット原作 ジェフリー・シンプソン撮影 トーマス・ニューマン音楽 ウィノナ・ライダー スーザン・サランドン ガブリエル・バーン トリーニ・アルバラード サマンサ・マシス キルステン・ダンスト クレア・デーンズ クリスチャン・ベール エリック・ストルツ ジョン・ネビル メアリー・ウィックス Florence Paterson コリー・クラーク
・名作「若草物語」の4度目の映画化。戦地に赴いた父が不在のマーチ家で、母のもとで暮らす四人の姉妹。物語は彼女達のときめき、戸惑い、夢に生きる毎日、そしてやがてそれぞれの人生に翻弄されてゆく姿を、叙情的に、かつ新鮮に描いてゆく。
・封切り後に(多分DVDでだろうけど)見ている筈で、その時は全くピンとこなかったらしいのだけど(キャスティング以外記憶にさえ無い)、今回、駄目もとで見直してみて、それなりに感心した。確かにもう一歩突っ込んだ感動は無いのだけど、実に無難に原作にかなり忠実に映像化し、更に、改めてそのキャスティングの凄さは当時としてはまさに凄いと思う。多分、ウィノナ・ライダーも不祥事を起こす前だっただろうし、末娘エイミーのキルスティン・ダンストからサマンサ・マシスへのバトンタッチは、他の映画化ではなかった奇策で、それは成功していると思う(原作通り12歳から結婚の年頃まで忠実に描いている)。
・薄幸のクレア・デーンズに、長女のトリーニ・アルバラート、それに男優陣のクリスチャン・ベール、エリック・ストルツ、更にガブリエル・バーンという凄い布陣。母親はスーザン・サランドン。まさに最強のキャスティング。
・まあ、それでこの出来、というところで初見は失望したのでしょうか。しかし、決して悪い出来ではない。逆に言えば、(無難と言う以外は)欠点の無い佳作と思いました。